スノボがリア充のスポーツなら、スノボをマスターすれば俺もリア充になれるのかなって。

そんな夢はボード装着した瞬間に吹き飛んだ。


現実にはアシストコースもプレミアムコースもなかった。転ぶたびにケツが受けるダメージを75%カットするボーダー応援コースもなかった。


リフトから降りた瞬間には転び、後続の人が自分を避けていく姿をみていたわり+3が欲しくなった。

SRが3くらいになったところで、景色が良いとか言われてリフトを乗り継いで高いところに行った。

すごーい!たかーい!

リフト乗るときに「初心者の乗車はご遠慮ください」って書いてあった。

左に行けば中級者コース(傾斜25-28度)、右に行けば上級者コース(最大傾斜35度↑)。どっちも無理だろが。


一度山頂に行ったら誰にも寄生出来ず、自分の力で降りるしかない事に気付いて絶望した。

結局何度も何度も転んでケツを痛めながら降りてきた。生まれて初めて、寄生せずに自分の力でやり遂げた。一応成長は実感出来た。

自分1人で物事をやり遂げるのは難しいけど、終わった後に確か満足感がある。これを機に今の引きこもり生活を見直そうと思う。

手始めに家に帰って、PCつけて、mhfつけて、狩コ入れて、レスタと狩りに行こうと思いました。

そんなことよりケツが痛い。